世界的アーティストである坂本龍一に、2年以上にわたって取材を敢行。がんの闘病生活から、新たな創作活動に挑む姿までを映し出す。
「世界のサカモト」、坂本龍一。音楽家としてだけではなく、アートの領域からの信頼も、また厚い。札幌国際芸術祭2014でのゲスト・ディレクター、そして山田洋次監督作品『母と暮せば』の映画音楽などを追いながら、音楽家としての坂本龍一が目指すものを追う。
札幌国際芸術祭2014のゲスト・ディレクターとして、メディアアートのアーティストとさまざまな展示を企画してきた坂本龍一。2013年11月の最初の公式イベントをスタートに、札幌国際芸術祭2014のスケジュールは、そのまま開催日まで進行するかと思われていた。
しかし、突如の喉頭がんの発表。坂本龍一不在のまま迎えた札幌国際芸術祭2014。その後、がんからの復帰を経て、山田洋次監督作品『母と暮せば』の映画音楽制作を行なう。それらを追いながら坂本龍一の目指す音楽と芸術が織り成すフィールドを描いていく。
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